屋内の宣伝や演出に使われているLEDビジョン!設置や活用のときに役立つ情報を紹介!

よく街の中などで見かけるLEDビジョンとは、何か?これはLED電球に直接電気を流し、発光させている装置のことです。
代表的な例として、文字のみを表示しているサイン看板などがあげられます。
これの最大の特徴と言えば「明るさ」にあると言えるでしょう。
分かり易く身近にあるもので比較すると、家庭にあるテレビの輝度は100カンデラ~200カンデラですが、LEDを使った場合は、2000~8000カンデラあってかなり明るさが違います。
屋内の宣伝や演出に使われているLEDビジョン!設置や活用のときに役立つ情報を紹介!
これの設置や活用の時に役立つ情報を紹介すると最大の特徴が、明るさにあるといった点から導き出される活用方法は次のような結果になります。
道路標識のように、遠方から注意を引くことが必要なもので、その特徴を最大ン引き出すことができます。
屋内で使われる例には、ライブコンサート会場で用いられたり、オフィスなどのエントランスに設置したり、会議室などで使用されたりもあります。
もちろん屋外にも設置され、ビルの壁面に設置されたLEDビジョンを見かけるようになりました。
少し以前にはこれらLEDビジョンとは違い、単なる大型看板が設置されていたものです。
屋内型LEDビジョンのサイズと料金
屋内型LEDビジョンの料金はサイズによって異なりますが、原則として500mm×500mmで10万円程度になるのが相場とされています。
したがって、例えば5m×5mサイズのLEDビジョンを導入するとなれば、250万円ほどの料金が発生することになるでしょう。
一方、画面の大きさ以外にもピッチ幅によっても変動するのが基本です。
ピッチ幅とはLED電球同士の距離のことを示し、この距離が短ければ短いほど鮮明な映像を流すことが可能になります。
つまり、ピッチ幅が2.5mmのビジョンは4.0mmのビジョンよりも高額です。
これに加え、映像をビジョンに配信するためのセットトップボックス(STB)と呼ばれる機器やコンテンツマネジメントシステム(CMS)というソフトウェアにかかる費用が追加されます。
STBは安価なものは数万円程度で購入できますが、4K映像などを流すことを希望するなら10万円は必要です。
CMSは月額料金プランであるのが一般的で、数千円~1万円程度が基本ですが、無償で提供しているメーカーも少なくありません。
屋内型LEDビジョンのメンテナンス
屋内型のLEDビジョンは、基本的には屋外型と同様のメンテナンスで状態をチェックしたり、必要に応じた対応が行われるのではないでしょうか。
LEDビジョンは小さな画素と呼ばれる発光素子を縦横に並べた構造をしているので、画素が壊れるといわゆるドット抜けが発生します。
画素が小さい小型のLEDビジョンを遠くから見る分には気がつかなかったり、気にならないことも多いですが、中型以上となると無視できないです。
そこでメンテナンスの際にはドット抜けが発生していないか、特定の色が出ないといった異常がないかチェックが行われます。
配線なども含めて異常が見られなければ点検は完了ですが、ドット抜けががあれば修理となります。
原因を特定しないと再発する可能性があるので、原因を調べてから修理となりますが、大抵の故障はパターンとして知られているので特定に要する時間は短いです。
厄介なのは不規則でしかも頻度が小さく、発生条件が分からないブラックアウトのようなトラブルですが、定期的にLEDビジョンの状態をチェック、修理などを怠らなければそのリスクも避けられるのではないでしょうか。
屋内のLEDビジョンは複数のパネルを組み合わせて巨大化が可能
屋外だけでなく屋内でも広く活用されているLEDビジョンは、複数のパネルを組み合わせることで、より巨大にできるのではないでしょうか。
実際にこの発想はLEDビジョンに活かされていますし、大型のLEDビジョンの多くはこのようにして実現されているものです。
パネルを組み合わせると境界線が気になる懸念がありますが、離れて見る分にはそれほど気にならないので支障はないです。
屋内だと、屋外と比べて視認する距離は近くなる傾向ですが、近年は技術の進歩もあって違和感なく巨大化することが可能となっています。
LEDビジョンは仕組みが省エネなので、巨大化しても消費電力がそれほど大きくならないのが魅力です。
電力消費が抑えられる上に、発熱量も小さくて劣化の心配が少ないですから、導入して設置を行えば長期的に活用できる可能性があります。
どこまで巨大化が可能かはメーカーによりますが、少なくとも100インチ程度には収まらないサイズにできるのではないでしょうか。
屋内にLEDビジョンを設置するときの形は自由自在
LEDビジョンの特徴の一つとして、屋内に設置するときの形はかなり自由自在に決められる点が挙げられます。
液晶ディスプレイの場合、平面タイプだけでなく曲面型もありますが、その種類は少ないですし、何よりもユーザー自身が形を決めることができません。
これに対してLEDビジョンの場合、もちろん既製品は基本的に平面タイプですが、原理的に形には決まりがないというか、自由に決めることができるのです。
というのは、LEDビジョンは、数ミリメートルから数センチメートル程度の間隔で発光ダイオードを敷き詰めて作られるものですので、液晶ディスプレイのように予め作ったガラス面によって形状が決定されるということがありません。
敷き詰め方を変えさえすれば、最終的な形状はいくらでも自由に変更できるわけです。
例えば円柱状の柱に巻き付けるように設置するようなことも、液晶ディスプレイでは難しいですが、LEDビジョンであれば比較的容易です。